ヘッドマッサージのやり方
ホームケアセラピー資格講座
セルフケアヘッドマッサージと睡眠
2020.10.13
皆様こんにちは!
日本ホームケアセラピー協会の片岡です。
最近涼しくなってきましたね。
暑い夏が終わっていきなり気温がグッと下がる季節の変わり目は自律神経が乱れがちです。
特に今年は一日ごとの気温差の大きい日が多いので、
体調不良を感じる方も多いようです。
大八木先生も先日のブログで仰っていましたが、
気温が5度変わると乱れやすいそうなので
体調崩さないようにしっかりケアしていきたいですね。
さて、
秋の夜長と言いますが
睡眠はきちんととれていますか?
ついつい夜ふかしをして
睡眠不足なんてことありませんか?
体は横になるだけで
ある程度疲れが取れますが、
頭は睡眠を取らないと疲れが取れません!
脳を休める事がとっても大事なのです☆
休みたいけど寝付きが悪い、
なかなか寝つけない方、
首の後ろが固くなっていませんか?
首のコリは
精神的なストレスや姿勢の悪さ、血流の悪さなどが考えられます。
首が硬く凝ってしまうと、
副交感神経の働きが阻害されてしまい、交感神経が優位になってしまいます。
交感神経が優位になっているということは、緊張・興奮している状態です。
そうなってしまうと心(脳)も体も疲労がたまり
慢性的な疲労感が蓄積されてしまいます。
長時間のパソコンやスマホの使用は
猫背やうつむいた姿勢になりやすいので、
頭の重さが首に集中して首が凝り、
自律神経の乱れ、疲労感、不眠につながってしまうのです。
さらにパソコンやスマホのブルーライトは
メラトニンを除去してしまうので、
夜は寝る1時間前くらいから
使用を控えると寝つきが変わってきます。
メラトニンとは、
睡眠ホルモン(脳内伝達物質)のことで、
昼間に分泌されているセロトニンが夕方にメラトニンに切り替わります。
このメラトニンが少ないと寝つきに影響してしまいます。
メラトニンは【明暗に依存】しているので夜に多く分泌されます。
疲れたからと言って
昼間に寝てもメラトニンはあまり分泌されません。
このメラトニンには
活性酸素を除去してくれる働きもあるので、
アンチエイジングホルモンとも呼ばれています☆
夜は間接照明などの優しい光にして、
夜に寝る!ということが疲れにも美容にもとても重要です。
先月、東京代表の大八木先生と脳波を計りに行き、
セルフでもα波2が出ている(セロトニンが活性している)ことを確認してきました。
(測定結果:セルフケアヘッドのセロトニン測定データ)
特に天柱・風池・完骨のある
頭と首の境目をマッサージしている時にとても数値が伸びていました。
セロトニン活性が出来ている証拠です。
・・・ということは、
メラトニンになってくれる原料が増えたということです♪
以前もお話しましたが、
お風呂上りにセルフケアヘッドマッサージを主人に教えて一緒にやっていた時、
主人は頭と首の境目を自分でマッサージしながら目が開かなくなり、眠りかけていました。
え?まだ始めたばかりだけどー!!
寝ないでー!!
と必死に声掛けしながら
最後までセルフケアのヘッドマッサージに付き合ってもらいました(笑)
その時は、
まだ数値を計っていなかったので、
セルフマッサージで目が開かなくなるほど眠くなる人なんて珍しい・・・
と笑っちゃいましたが、
お風呂上りに
セルフヘッドマッサージを行ったことで
さらに血流が良くなり、
セロトニン活性→メラトニンに切り替わり眠くなったんですね☆
それにしても
5分~10分の間に眠くなる主人は
効果出るの早すぎじゃないかと思いますが(笑)
夜寝る前は優しい光の中で、
首や頭と首の付け根、
おでこなどをほぐして
自分で疲れを取り、
副交感神経を優位にしてあげることで
質の良い眠りが期待できますよ!